MENU

嵐山トロッコの座席おすすめはこれ!偶数席とリッチ号の絶景ガイド

京都の嵐山観光で絶大な人気を誇るトロッコ列車ですが、嵐山トロッコの座席おすすめ情報を事前に知っているかどうかで満足度が大きく変わります。特に窓ガラスのない開放的な車両、リッチ号のおすすめ座席を狙うべきか、あえてリッチ号以外の一般車両を選ぶべきか迷う方も多いでしょう。

また、嵯峨野のどちら側に座ると景色が良いのか、あるいはどちらから乗るのがおすすめなのかといったルート選びも旅の計画には欠かせません。嵯峨野のリッチ号の座席を希望通りに指定して予約するコツや、乗車に必要な料金、そしてリッチ号と一般車両の違いについてもしっかり把握しておきたいところです。

本記事では、座席選びで失敗したくない方のために、どちら側に座ると景色が良いのかという疑問から具体的な購入手順までを詳しく解説します。

この記事で分かること
  • 偶数席と奇数席で見える景色の違いや時間の差
  • リッチ号の特徴と一般車両それぞれのメリット
  • 乗車ルートによるおすすめの座席位置の違い
  • 希望の座席を確実に予約するための具体的な手順
目次

失敗なし!嵐山トロッコの座席おすすめ選び方

どちらから乗るのがおすすめ?嵯峨野はどちら側

嵐山トロッコ列車の旅を計画する際、最初の分岐点となるのが「どちらの駅から乗車するか」というルート選択です。基本的には、JR嵯峨嵐山駅に隣接し、アクセスの拠点となる「トロッコ嵯峨駅」から出発する下りルート(亀岡行き)と、終点の「トロッコ亀岡駅」から嵐山方面へ戻ってくる上りルート(嵯峨行き)の2パターンがあります。

初めて嵐山を訪れる方や、効率的な観光ルートを組みたい方には、やはり「トロッコ嵯峨駅」からの出発が推奨されます。最大の理由は、その後の観光プランへの接続のスムーズさです。トロッコ嵯峨駅を出発し、約25分の列車の旅を楽しんだ後、終点のトロッコ亀岡駅からはバスや馬車を利用して「保津川下り」の乗船場へ直行するというのが、嵐山観光の黄金ルートとして定着しています。また、トロッコ嵯峨駅構内には、西日本最大級の鉄道ジオラマ「ジオラマ京都JAPAN」やSLの展示などが併設されており、乗車前の待ち時間もアトラクションとして楽しめるというメリットがあります。

一方で、観光シーズンの激しい混雑を少しでも避けたい場合や、旅慣れた方には「逆ルート」も賢い選択肢となります。具体的には、先にJR線でJR馬堀駅(トロッコ亀岡駅の最寄り)まで移動し、そこから「トロッコ亀岡駅」発の上り列車に乗って嵐山へ戻ってくる方法です。朝一番に亀岡側からアプローチすることで、比較的落ち着いた雰囲気の中で乗車できるケースがあります。

どちらから乗る場合でも、列車は単線の同じ線路を往復しているため、車窓から見える風景そのものに変わりはありません。ただし、注意が必要なのは「進行方向に対する川の位置」です。保津川の渓谷美は、トロッコ嵯峨駅から亀岡方面へ向かう下り列車の場合、進行方向の「右側」に多く現れます。逆に、亀岡から嵯峨へ戻る上り列車の場合は、進行方向の「左側」がメインのビュースポットとなります。予約時に座席を指定する際は、ご自身の乗車ルートに合わせて「川側」が左右どちらになるかを必ず確認することをおすすめします。

どちら側に座ると景色が良いか偶数席を解説

トロッコ列車の座席選びにおいて、最も多くの旅行者が気にするのが「偶数番号の席」と「奇数番号の席」のどちらを確保すべきかという問題です。結論を申し上げますと、保津川のダイナミックな渓谷美を少しでも長く、かつ安定して楽しみたいのであれば、「偶数席(2番、4番、6番……)」を選ぶのが定石です。

トロッコ列車が走行する線路は保津川に沿って敷設されていますが、川は山々の間を縫うように蛇行しているため、走行中に何度か鉄橋を渡り、川の位置が左右に入れ替わります。しかし、全行程約25分の中で「川が目の前に見える時間」を積算すると、偶数席側が圧倒的に有利な設計になっています。

具体的な景観の配分としては、偶数席側からは約9分間ほど川の景色を堪能できるのに対し、奇数席側(山側メイン)ではその時間が約6分間程度にとどまるという傾向があります。特に、景色のハイライトとなるポイントや、川幅が広く見晴らしの良い区間は偶数席側に多く配置されています。

もちろん、奇数席側にも魅力はあります。線路沿いに植えられた桜や紅葉、初夏の青もみじなどが窓のすぐ近くを流れていくため、植物を接写したい場合や、山肌の迫力を感じたい場合には適しています。また、運良く狸の置物が並ぶ駅のホーム側が見えることもあります。しかし、「トロッコに乗る=渓谷美を見る」という目的を最優先するのであれば、やはり偶数席の確保が第一目標となります。

ここで混同しやすいのが、「帰りの列車(上り)ではどうなるのか?」という点です。トロッコ列車の座席はボックスシートで固定されており、回転しません。そのため、トロッコ亀岡駅から出発する上り列車に乗る場合であっても、座席番号の配置自体は変わらず、「偶数席」を選んでおけば、進行方向の左側(つまり川側)に座ることができます。往復どちらの利用であっても「景色重視なら偶数席」というルールは共通ですので、迷わずに指定することができます。

参考資料:嵯峨野観光鉄道『座席のご案内』

リッチ号と一般車両の違いやリッチ号以外の魅力

嵐山トロッコ列車は5両編成で運行されていますが、その車両構成は大きく2種類に分けられます。1号車から4号車までの「一般車両」と、5号車だけに連結された特別車両「ザ・リッチ号」です。これらを選ぶ際の最大の判断基準は「窓ガラスの有無」にあります。

「一般車両(1号車〜4号車)」は、通常の列車と同様に窓ガラスが設置されている車両です。この車両の最大の強みは、あらゆる天候に対応できる「快適性」と「安心感」です。山の天気は変わりやすく、急な雨や強風に見舞われることも珍しくありませんが、一般車両であれば濡れる心配はなく、空調はないものの冬場は風を遮って寒さを防ぐことができます。また、足元まで板張りで囲われているため、小さなお子様が隙間から物を落とす心配も少なく、家族連れでも安心して乗車できます。

「窓があると開放感がないのでは?」と心配される方もいますが、一般車両の窓は大きく持ち上げて開閉できる構造になっています。天気の良い日には窓を全開にすることで、心地よい風を感じながら景色を眺めることが十分に可能です。日差しが強すぎる場合やトンネル内の騒音が気になる場合には窓を閉めるなど、状況に応じて環境を調整できるのは一般車両ならではのメリットと言えるでしょう。「リッチ号が予約できなかった」と落胆する必要は全くなく、むしろ落ち着いて写真撮影や会話を楽しみたい方には、一般車両の方が適しているケースも多々あります。

対照的に「ザ・リッチ号(5号車)」は、窓ガラスが完全に取り払われ、側板や床も透過性の高い素材(グレーチング等)で作られているオープン車両です。まさに「風と光と音」を全身で浴びるための車両であり、アトラクションのような爽快感が魅力です。ただし、自然をダイレクトに感じる分、雨天時には車内まで雨が吹き込み、傘の使用も禁止されているため、カッパなどの雨具が必須となります。快適さを取って一般車両にするか、野趣あふれる体験を取ってリッチ号にするか、当日の天候や同行者の希望に合わせて慎重に選ぶことが大切です。

嵯峨野のリッチ号座席の特徴とリッチ号おすすめ座席

「ザ・リッチ号」と呼ばれる5号車は、トロッコ列車の象徴とも言える存在であり、多くの観光客がこの車両への乗車を熱望します。その特徴は、単に窓がないというだけでなく、天井部分まで一部がシースルーまたは開放的な構造になっており、視界を遮る枠組みが極限まで排除されている点にあります。トンネルに入った瞬間の轟音やひんやりとした冷気、春の桜や秋の紅葉の香り、そして眼下を流れる保津川のせせらぎなど、五感をフルに使って京都の自然を体感できるのが最大の醍醐味です。

このリッチ号の中で、さらに満足度を高めるための「特等席」と言えるのが、やはりここでも「偶数番号の席」です。さらに予約時に詳細な座席位置まで指定できるのであれば、窓(柵)側に位置する「A席」または「D席」を狙うのがベストな選択となります。

トロッコ列車の座席配置は4人掛けのボックス席となっており、アルファベットで位置が決まっています。通路を挟んで、片側がA・B席、もう片側がC・D席となります。このうち、窓側(外側)に面しているのがA席とD席、通路側に面しているのがB席とC席です。リッチ号は壁がないため、通路側のB・C席からでも景色はよく見えますが、身を乗り出して真下の川を覗き込んだり、遮るものなく記念撮影を行ったりする特権は、やはりA・D席に座った人に与えられます。

特に紅葉のピーク時などは、頭上のカエデが手に届きそうな距離を飛ぶように過ぎ去っていきます。この臨場感を最前列で味わえるリッチ号の偶数・窓側席(A席・D席)は、発売開始直後に売り切れることも多いプラチナチケットです。しかし、5号車は1両しかないため競争率は非常に高くなります。もし希望通りの偶数席が満席だったとしても、諦める必要はありません。リッチ号の奇数席側であっても、ガラスのないクリアな視界で迫り来る山肌や植物の生命力を間近に観察でき、一般車両とは一味違うワイルドな旅を楽しむことができます。

嵐山トロッコの座席おすすめ予約方法と料金

希望の席を指定して確実に予約するコツ

旅のハイライトとなるトロッコ列車の旅ですが、特に競争率が高い「ザ・リッチ号(5号車)」の「偶数側・窓側席(A席・D席)」といったプラチナチケットを手に入れるためには、単なる運任せではなく、戦略的な予約アプローチが求められます。

最も確実かつ推奨される方法は、JR西日本が提供するインターネット予約サービス「e5489(いいごよやく)」をフル活用することです。このシステムの最大の利点は、映画館の座席予約と同様に、PCやスマートフォンの画面上で「シートマップ(座席表)」を展開しながら購入できる点にあります。「どの車両の、どの位置が空いているか」を視覚的に確認でき、ピンポイントで「5号車の4番A席」といった詳細な指名買いが可能です。窓口で駅員に口頭で伝えるよりもミスのリスクが少なく、じっくりと検討できるのが強みです。

かつて、リッチ号(5号車)に関しては「当日駅での販売のみ」という制限が設けられていた時期がありましたが、現在はルールが変更され、リッチ号を含めた全車両がインターネットおよび全国のJR西日本「みどりの窓口」などで事前予約可能となっています。予約の受付開始(発売日)は、乗車日1ヶ月前の午前10時ジャストです。特に春の桜、ゴールデンウィーク、秋の紅葉シーズンなどの繁忙期においては、発売開始からわずか数分、時には数十秒で条件の良い窓側席が完売してしまうことも決して珍しくありません。

この争奪戦を勝ち抜くための具体的なコツとして、以下の手順を推奨します。

  1. 事前の会員登録
    • 予約開始時刻になってから入力を始めていては間に合いません。事前に「J-WESTネット会員(無料)」への登録を済ませ、クレジットカード情報の登録まで完了させておきましょう。
  2. ログイン待機
    • 発売日の午前9時55分頃にはログインを済ませ、希望列車の選択画面まで進んでおき、10時の時報とともに検索ボタンを押せる状態にしておきます。
  3. 第2・第3希望の準備
    • 第一希望のリッチ号が満席だった場合に備え、「一般車両の偶数席」や「時間帯をずらした便」など、即座に切り替えられる代替案を決めておくことが重要です。

もしインターネット予約で希望の席が取れなかった場合でも、諦めるのはまだ早いです。旅行会社の団体枠の解放や個人のキャンセルによって、乗車日の数日前から直前にかけて空席がポツリと復活するケースが多々あります。こまめに空席状況をリロードしてチェックすることで、思わぬ良席を確保できる可能性があります。

なお、当日乗車券も各トロッコ駅の窓口で販売されますが、これはあくまで「事前予約で余った席」や「立ち席(定員あり)」が中心となります。立ち席の場合、トンネル内の轟音や風を立ったまま耐えることになり、景色も人の隙間から見ることになるため、快適な旅とは言い難い状況になるリスクがあります。やはり、事前の座席指定予約こそが、快適なトロッコ旅を約束する成功のカギと言えるでしょう。

事前に確認したいトロッコの料金システム

旅行の予算を立てる上で欠かせない運賃情報ですが、嵯峨野トロッコ列車の料金体系は非常にシンプルで分かりやすく設定されています。

最大の特徴は、乗車区間に関わらず料金が一律である「均一運賃制」を採用している点です。始発のトロッコ嵯峨駅から終点のトロッコ亀岡駅まで片道フルに乗車しても、途中のトロッコ嵐山駅やトロッコ保津峡駅で途中下車しても、支払う金額は変わりません。

具体的な運賃は、大人(12歳以上の中学生以上)が880円、小人(6歳以上の小学生)が440円です。これは片道の運賃であり、往復乗車する場合は2倍の料金が必要となります。(※情報は執筆時点のものであり、改定される可能性があります)

ここで多くの旅行者が疑問に抱くのが、「開放感あふれる特別車両『ザ・リッチ号』に乗るには、追加の特別料金が必要なのではないか?」という点です。一般的な特急列車や観光列車では、グレードの高い車両には指定席料金やグリーン料金が上乗せされるのが常識ですが、嵯峨野トロッコ列車の場合、リッチ号(5号車)も一般車両(1〜4号車)と同額の運賃だけで乗車可能です。

つまり、同じ880円を支払うのであれば、天候条件さえ良ければ、圧倒的な開放感とアトラクション要素を持つリッチ号を選んだ方が、コストパフォーマンス(体験価値)は高いと言えるでしょう。これがリッチ号の人気に拍車をかけている要因の一つでもあります。

支払い方法に関しては、インターネット予約(e5489)を利用する場合はクレジットカード決済が基本となります。一方、当日駅の窓口で乗車券を購入する際は、現金のほかに、ICOCA、Suica、PASMOといった全国相互利用対象の交通系ICカードが利用可能な駅が増えています。また、トロッコ嵯峨駅などの主要駅では一部のクレジットカードも使用可能です。ただし、紅葉シーズンなどの混雑時には券売機や窓口に長蛇の列ができるため、当日の支払い手間を省く意味でも、事前のネット決済を済ませておくのが最もスムーズな乗車方法です。

最後に、小さなお子様連れの方への注意点として、幼児(1歳以上6歳未満)の取り扱いがあります。幼児は、大人1名につき1名まで無料で乗車できますが、これはあくまで「大人の膝の上に座らせる」ことが条件となります。もし、混雑した車内で幼児のためにも座席を1席確保したい場合は、幼児であっても「小人料金」の乗車券を購入する必要があります。長時間の抱っこが厳しい場合や、ゆったりと景色を楽しませたい場合は、子供用の座席確保も検討すると良いでしょう。

参考資料:嵯峨野観光鉄道『運賃について』

嵐山トロッコの座席おすすめ情報のまとめ

  • 最もおすすめの座席は景色が良い「偶数番」の席
  • 偶数席は保津川が見える時間が奇数席より約3分長い
  • 窓側を希望するなら「A席」か「D席」を指定する
  • ルートはトロッコ嵯峨駅からの出発が観光に便利
  • 亀岡発の上り列車でも偶数席を選べば川側になる
  • リッチ号(5号車)は窓ガラスがなく開放感抜群
  • 雨の日や寒い日は窓がある一般車両の方が快適
  • 一般車両でも窓を開ければ風を感じることは可能
  • リッチ号も一般車両も運賃は同じで追加料金なし
  • 予約は乗車1ヶ月前の午前10時から開始される
  • JR西日本の「e5489」なら座席表から指定購入可能
  • 紅葉などの繁忙期は発売開始直後の予約が必須
  • リッチ号の偶数席・窓側は最初に埋まる人気席
  • 予約できなかった場合は当日券やキャンセルを狙う
  • 自身の優先順位(景色か快適さか)で車両を選ぶ

この記事を書いた人

目次